偽善者7つの特徴とは?【善意の押し付けはやめよう!】偽善と善意の違い

「偽善」と「善意」の違いは、一体どこにあるのでしょうか。

していることは正しくても「偽善者」と言われることがあります。たとえば、善意のボランティアのはずが、なぜか偽善者と言われたり…

せっかくの善意を偽善者と言われてしまうのはとても残念なことですが、偽善者と言われる人にはある共通点があります。

せっかくの善意を偽善と言われない為にも、偽善者と思われる人の特徴、偽善者とはどのような人のことを言うのか、本当の善意とは何かを知っておく必要があります。

この記事では、偽善者と思われる人の特徴や本当の善意についてお話をさせて頂きます。

偽善者と言われる訳とは?

人はよく、善意のある人を見て「あいつは偽善者だ!」などと口にします。

震災などで、芸能人の方が多額の義援金を寄付すると「売名行為だ!」「偽善者だ!」などと言われることがあります。

やっている行為はとても素晴らしいのに、どうして人はそれを偽善と言ってしまうのでしょうか。

悲しいことに、この世の中では上記のような善意の行ないが、見方によっては胡散臭い(うさんくさい)と思われてしまうことがあります。

人は、善意が素晴らしいことであることを知りながらも、心のどこかで善意は胡散臭いと感じているのです。

どうしてそのようなことが起こるのか、人が感じる偽善者とは何か、偽善者と言われてしまう人の特徴をお話致します。

そもそも、人が感じる本当の善意とは、人の目にふれにくいところにあるものです。

善意が胡散臭いと感じたり、綺麗事と感じるのは、人の目にふれやすい善意を見ているからです。

人の目にふれやすい善意とは「見て見て!私、良いことをしていますよ〜」と人にひけらかすこと。人にひけらかす善意の行いは、偽善者と言われる大きな要因になります。

ひけらかす善意を見て、人が偽善者だと感じてしまうのは、善意の先に見返りを求めている裏を感じるからです。

「良い人に思われたい…」「私はこんなに素晴らしい人です!」というひけらかしが見えた時「これは偽物の善意で、あなたは偽善者だ!」と罵ります。

偽善者と言われてしまう人の特徴は、ひけらかすことで打算的な裏の顔を見透かされてしまうのが最大の特徴ではないでしょうか。

打算的な善意は、世間一般的にも偽善者と思われる要因になります。

偽善者の特徴にはどのようなケースがあるのか、アンケートを行った結果をご紹介いたします。

偽善者は打算的

・自分をよくみせたい、満足させたいだけの為に相手に寄り添うふりをして、実質相手のことを大して想っていない人。/27歳・女性

・自分が人にしてあげたことが、受け入れられない・喜ばれない・認められないと、怒ったり機嫌の悪くなる人は偽善者だと思います。/36歳・女性

・やっていることは、人の役立つことだったり、社会の為になることのように見えるが、実際には、別の目的をもってそれらを行っている人。/45歳・男性

・助けるフリして相手を蹴落とし、最終的に騙した人本人しか利益が無いように仕向ける奴。全ての出来事を自作自演して利益を生み出す奴/20歳・男性

・前の職場にいた先輩の話ですが、相手の為を思って言っているようで、実は自分にメリットがあるように仕向けている。/25歳・女性

・一見、人のために自分を犠牲にする行いをやっているようにみせかけて、実は自分の私利私欲のためであったり、裏では人をバカにしたりする人のこと/45歳・男性

・あらかじめ見返りを求めて人に優しくしている人。相手に尽くしたり優しくすることで自分に利益が出るか考えて人と接している人。それ故に相手で態度が変わる人。/24歳・女性

・クラスでいつも一人でいる子に対して、何かと気を使ってあげてはいるが、実際はただ自分が誰にでも優しい子と見せたいが為であって、裏で仲間と嘲笑っている人。/27歳・女性

偽善者は言動が伴っていない

・教師の中に偽善者がいます。高校時代、悪口や暴力を否定していた教師が、体罰をしていました。言動と行動が一致しない人は偽善者です。/44歳・男性

・口先では、世界の平和や貧困の解決などもっともらしく、規模が大きいことを言い、素晴らしい考えを持っていると人に思わせたがるのに、身の回りの人を平気で傷つけるなど、実際の行動が全く伴わない人。/24歳・女性

・外面が良く、思ってもいないことを口に出し、言うだけで自分では行動には移さない人。見せかけだけの優しさで立ち居振る舞う人。/36歳・女性

・口だけで行動が伴っていない人。親身そうな態度で口では優しいことを言うけれど、実際に人を助けるような行動をとらないのは偽善者だと思います。/31歳・女性

・話すことは良いことを言っていても実際行動するときは、言っていることと真逆な悪いことをする人のことだと思います。/36歳・女性

・しつけや教育と称して、子供に暴力を振るう人。善人ぶりながら、暴力という悪行をなす偽善者そのものだと思います。/41歳・男性

・口先では綺麗事、理想的なこと(人間はみんな平等など)を言って、行動は一切伴っていない(仕事しない、女性が重いものを持っていても手伝わない、非正規にパワハラする)男性の中年上司。/28歳・女性

・いつも「困ったらお金を貸してあげるよ」と言っておきながら、困った時に「お金を貸して」と言ったら、色々な理由を挙げて貸してくれない人は偽善者だと思います。/45歳・女性

・笑顔で相手と話をして、口先だけでは、とても人がいいようなそぶりをしているけれど、実際はとても自己中心的で自分のことしか考えていない人/33歳・女性

・私の思う偽善者は、裏表のある人間だと思います。普段は、虫も殺さぬ笑顔の裏で金や権力に執着する者、または、いざという時に助けない、見て見ぬふりをする人物を言うのではないでしょうか。/37歳・男性

偽善者は八方美人

・外面は良いが、身内のことは大切にしない人。義父がそういう人間で、知人の前では愛想が良いのですが、家に帰ると威張り散らし文句ばかり言います。/48歳・男性

・私が思う偽善者の特徴は、人によって発言を変える人です。誰に対してもニコニコとしていて、直接的ではなく間接的に悪口を広めたり、私はそうは思わないんだけど、他の人がこんなことを言っていたとわざわざ言わなくても良い話を撒き散らしているような人は偽善者だと思います。/26歳・女性

・良かれと思って、その相手が良いと思うような発言や態度をとる人。一方には嫌いだと言い、一方にはあなたで良かったと言う。また一方には、私は知らないと言う。結局、話をしているうちに、つじつまが合わなくなりぼろが出る。しかし、自分が相手に合わせて話をしていることが、相手にばれていることは感じていない。/35歳・女性

・話を聞いている時には私の話に同調してくれるにも関わらず、私のいないところで、私の文句や悪口を平気で言っている人は、偽善者だと思います。/30歳・女性

・いつでも、誰にでもニコニコ笑ってる人。誰にでも笑えるってある意味すごいけど、それが逆に怖い。大嫌いだと言っていた人にも、ニコニコ笑いかけているのを見た時、その笑顔が私に向けられる笑顔と全く同じだったので、実は私も嫌われているんじゃないかと思い、ゾッとしました。/36歳・女性

・私の知っている偽善者は、基本的にみんなから優しいと言われていました。でも、力のある人の前ではへらへら笑っていて、自分よりも下だと思っている人には、関わらない。でも、何かあったときは、あたかも「私はあなたの味方でした」みたいなオーラ出してくる人でした。/21歳・女性

ボランティアが偽善者と言われるわけ

ボランティアは、自らの意志で自主的社会活動へ参加し、奉仕活動をすることです。そして、仕事ではありませんので、やりたくなければ参加をしなければいいものです。

被災した現場で窃盗を働く悪人がいる中で、積極的にボランティアへ参加し、人の役に立とうとされる方もいらっしゃいます。あの姿を見ると、世の中捨てたものではありません。

ですが、どう考えても善良な行いのはずのボランティアが「偽善者だ!」と言われてしまうことがあります。

まったく同じボランティアをしていても、善意のボランティアと思われるか、偽善のボランティアと思われるかには明確な違いがあります。

善意のボランティアは「私、ボランティアしているんです!」と良い人であること周囲へアピールしません。

本当に人のためになりたくてボランティアへ参加をする人は、困っている人がいれば助けるのが当たり前と思っていて、特別なことをしている感覚ではないはずなのです。

人は、人の見えないところで努力をしている奉仕活動が見えた時に、素直に褒め称えますが、善意をひけらかす人は鼻に付きます。

「私、ボランティアしているんだよ!」と人に言いたくなるのは、「人に良く思われたい…」「尊敬されたい…」といった、自分を良く見せたい気持ちがあります。

打算的なボランティアは、自分のためにしているように見えるのです。人にひけらかすことで、打算的な考えが見え隠れし、せっかくの善意が偽善者と言われてしまいます。

人にひけらかさなくてもお天道様は見ています。良いことはこっそりと、自分の胸に止めておくのが最良かもしれません。

善意の押し付けは偽善者

偽善者の人の特徴として、善意の押し付けがあります。

善意には、「自然な善意」と「善意の押し付け(偽善)」があります。

善意の押し付け(偽善者)とは、俗に言うお節介のこと。

善意を押し付ける偽善者は、想いを遂げたい自己満足がが含まれているため、お節介として捉われがち…

偽善者が、善意を押し付ける場合は「良い人アピール」になります。

たとえば、近所の老夫婦のお婆ちゃんが入院して、お爺ちゃんが不憫で可哀想…

「可哀想だから晩御飯を食べさせてあげよう」という場合。

「可哀想だから〜してあげる」という二つの気持ちが強いと、善意の押し付けになりかねません。

可哀想だから面倒を見てあげるにしても、お爺ちゃんは本当にそれを望んでいるのでしょうか?お爺ちゃんにとっては大きなお節介の可能性があります。

はたから見て不憫に思ったとしても、本人はそうではないという事はよくあることです。

また「ご飯を食べさせてあげる」という表現は「〜してあげる」という上から目線です。上から目線で誘われてもお爺ちゃんは肩身が狭く、嬉しくないのが本音かもしれません。

可哀想という同情も、〜してあげる上から目線も、心のどこかに、面倒を見てあげることで自分の気持ちを満たしたい思いが垣間見れ、自己満足に浸りたい偽善の場合があります。

さらには、周囲の人に私がお爺ちゃんの面倒を見てあげていると話す人なら、自分の善意を人に知ってもらいたい思いがあります。

その時点で、せっかくの善意も偽善者と言われかねません。

偽善者と言われないためにも、善意の押し付けには注意しましょう。

偽善ではない本当の善意とは?

本当の善意とは、黙々と行動するだけで、周囲の人にひけらかす事もありません。本当の善意には、良い人に思われたい気持ちが極めて少ないのです。

偽善の善意は押し売りになりますが、本当の善意はしつこくしない善意です。

たとえば、もしも困っている人がいたら、黙っていては伝わりませんので「もしも困っているなら言ってくださいね」と一言声をかける。

一度言っただけでは、おそらく社交辞令だと思われるでしょう。顔を合わせた時に「どうですか?」と声をかけ、社交辞令ではないことを分かってもらわなければなりません。

そして、いつでも相談に乗る姿勢を見せるために、連絡先を渡しておくなどすると、さらに伝わるでしょう。

このさりげない善意こそ、偽善者と言われない方法になります。無理やり相手を動かすのではなく、相手の意思に任せるのが本当の善意です。

どんなに良いことであっても、善意を押し付けた時点で、それは自分の気持ちを安定させたい偽善になります。

せっかくの善意が、偽善にならないように注意しましよう。

偽善者と思われない方法

上述しましたボランティアひとつをとっても、「ボランティアが偽善だったとしたら」「人から認められなかったら」モチベーションが下がり早々にやめてしまいます。

偽善者ではないのなら、人から認められなくても、善意を続けることができます。それこそが、偽善者と言われない人でしょう。

話の流れからおわかりだと思いますが、人に親切にする時は決してひけらかしたりせず、自惚れないようにしましょう。謙虚な善意を心がければ、偽善者と言われることはありません。

人が素直に善意だと受け入れられるのは、人に気づかれない善意であり、見返りを感じさせない善意です。見返りを求めていない善意は、善意の行ないをした人になんのメリットもなく、本当の善意だと感じるものです。

そして、おおやけにしていなかった善意が明るみになったとき、人は素直に「偽善者ではなく本当の善意だ」と認めます。

偽善者と言われないためには、「見返りを求めない善意」が必須になります。

私達はすぐにひけらかしたくなりますが、それではせっかくの善意を偽善者と言われてしまいます。自制心を持って善意を行ないましょう。

世の中は偽善者だらけ

人の善意を見て偽善者だと言い切ってしまう人は、それだけご自身が打算的な考えで生きている人です。

そんな人は、本当の善意を見ても偽善者と捉えるかもしれません。

しかし、たとえ偽善者であったとしても、何もしないで傍観者になるよりは良い決まっています。

どんな動機であれ、人に親切にすることは、いずれは自分に返ってきますので…

人は、基本的に利己愛です。それが人間で、当たり前です。

肉体を持ち、自分という個にとらわれているのですから、自分が一番可愛いと思うのは自然なことです。

そのため、利他愛の善意よりも、利己愛の偽善者が世の中には溢れていると言わざるを得ません。

しかし、偽善者であれ「やらない善よりやる偽善」が素晴らしいことは言うまでもありません。

自分を愛さず、人を愛することはできません。自分を大切にしないで、人を大切にすることはできません。

人のために働く人も当然、自分の利益があるから頑張れる原動力になります。何もかも利益抜きにして行えば、生きてさえ行けなくなります。それを「ただの偽善者だ」と言うのは無理があります。

偽善であれ善は善、偽善者であったとしても善をふり撒きましょう。

私達の魂は、偽善と善意の狭間で善意を育てています。

まずは偽善から始め、その中で少しでも本当の善意が芽生えたなら、素晴らしいことではないでしょうか。

偽善者と言われる人の特徴を理解して、本当の善意をたくさん持てるようになりましょう。

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