コンプレックスの種類と特徴・みんなが持っている劣等感とは?

コンプレックスはそんなにダメなこと?
コンプレックスがあるのは私だけ?

みんなどんなコンプレックスを持っているのだろう?
コンプレックスにはどんな種類があるのだろう…
コンプレックスはマイナスにしかならないのか?

このような疑問を感じている方は、読み進めてくだされば幸いです。

コンプレックスがある人の割合

コンプレックスがありますか?
20代~50代を中心とした男女400人に聞きました。

コンプレックスがある人の割合

コンプレックスがある人の割合は、93%と実に高いです。

コンプレックスのない人は、ほとんどいません。

コンプレックスはあって当然なのかのしれませんね。

では、どのようなコンプレックスが多いのでしょうか?

コンプレックスみんなの声

世間の人は、どんなコンプレックスを持っているのか?
アンケート調査を行った結果をご紹介いたします。

「あなたのコンプレックスを教えてください」の回答結果

容姿のコンプレックス

・背が低い。何しろ家内も娘2人もわたしよりもはるかに背が高いので。/44歳・男性

・大人っぽい服がどうしても似合わない。チビなどと冗談でバカにされることがある。/22歳・女性

・太っていることです。子供のころからバカにされてきたからです。/45際・女性

・目が小さい。顔がでかい。鼻が低い。歯茎が出ている。その為、素っぴんと化粧をした時の変化が大きく、たいがい素っぴんを見せると引かれる。/28歳・女性

・顔がゴツゴツしており、さわやかさが感じられません。特に、短髪にするとそれが際立つために、髪型が限られてしまいます。/43歳・男性

・一重です。目が小さくて細いので、目つきが悪く見えるからです。/29歳・女性

・顔が日本人みたいではなく、よく東南アジアの人と間違えられることです。あまり得をした気分にはなりません/44歳・女性

・コンプレックスは容姿です。特に顔立ちがあまり良い方ではないので、他人からの評価は考えないようにしています。出来れば見ないでほしいです。/34歳・男性

・一般の人と比べ肌が黒いこと。理由は、肌が黒いことで馬鹿にされていることが多く、褒められた経験が少ないから。/24歳・男性

・背が低いことがコンプレックスです。背が低いと、どんな素敵な洋服でも綺麗にきこなすことができない/39歳・男性

・わたしのコンプレックスは背が人より小さいことです。コンプレックスに感じる理由は、背が高い人のほうがもてるからです/28歳・男性

・小さい頃からのコンプレックスですが、自分は標準体型(のつもり)なのですが、痩せ型ばかりの家族の中にいると自分が太ってると言われることです。/35歳・女性

・顔がでかい。最近の若者は顔が小さくスタイルが良い。一緒に写真をとると、顔がでかいのがとても目立つ。/36歳・男性

・髪の毛が薄くなってきた。昔の友達に、髪の薄さをイジられる事が嫌です。/39歳・男性

性格やその他のコンプレックス

・私のコンプレックスは、引っ込み事案な所ですね。容姿は努力すればある程度改善されますが、性格や中身となると中々直せないのでコンプレックスです。/40歳・女性

・私のコンプレックスは、方向音痴と不器用なことです。仕事で外に出る事が多いので、単純に効率が悪いですし、料理教室や陶芸教室で周りの人が、苦もなくできる作業を習得するのに時間がかかるので劣等感を感じます/27際・女性

・自分の声がコンプレックスです。低い声で女性らしさがないので、初対面の人や人前で話をする時に嫌だなと感じてしまいます。/31歳・女性

・人にうまく甘えられないことをコンプレックスに思っています。本当は甘えたいのに、甘えられないので苦しいです。あとは、目がきついため、冷たい人に見られたりすることがコンプレックスです。/40歳・女性

・スポーツや運動があまり得意じゃないところ。周りの友人は、運動が得意で劣等感を感じる。/33歳・男性

・私のコンプレックスは優柔不断なところです。そのせいで、友人や彼氏を困らせてしまうことがありますし、自分でも情けなく思うからです。決断力のある人に憧れます。/25歳・女性

上記のアンケート結果から、一般的に容姿に関するコンプレックスを持っている人が多いようですね。

また、コンプレックスは容姿だけではなく、性格のコンプレックスもあることが分かります。

コンプレックスの種類と特徴

誰にでも、「何かしらのコンプレックスがある」とお分かり頂けたと思います。

それでは、もっと詳しくコンプレックスを知るために、コンプレックスの「種類」についてお話をさせて頂きます。

インフェリオリティーコンプレックス

インフェリオリティーコンプレックスとは、心理学で劣等感のことで、自分が他人に劣っていると感じることを言います。

劣等コンプレックス

劣等コンプレックスとは、簡単に言えば「劣等感の強い」ことです。

劣等コンプレックスの特徴は、自分をよく見せることに焦点を置いたり、失敗して傷つくことを恐れてしまうこと。そして、自分が人より劣っていると強く感じては、心にわだかまりを抱きます。

多少の劣等感は必要ですが、過度な劣等感は人をネガティブにさせ、自分自身を責めたり、妬み僻みが増えたりとマイナスの要素になります。

劣等感は、人と自分を比べるから強くなります。

「人は人、自分は自分」それぞれ人生の課題があるので違って当然、人と自分を比べるのはおかしなことです。

なるべく、人と自分を比べるのは控え、劣等感を抱かないようにしましょう。

マザーコンプレックス

マザーコンプレックスとは、略して「マザコン」と言われるコンプレックスで、乳離れができていない男性とも言われています。

マザコンは、母親に対して息子が執拗な執着や愛着、依存してしまうことを言います。成人した男性が母親との間に依存関係を持ち続けている状態で、そのことに疑問を感じていないのもマザコンの特徴です。

また別の意味で、親子間の特別な関係、母親と息子の近親相姦を指す意味として使われることもあります。

マザコンの特徴は、母親に女性の価値を見出し、理想の女性像が母親になります。そのため、母親に似た女性を慕う傾向があり、母親と似つかない女性は恋愛対象から外れるでしょう。

そして、母親の意見を聞かなければ、物事を決断することができずに意見を求めたり、母親の意見を第一に考えるので、いくつになっても母親に頭が上がらない特徴があります。

マザコンになる原因として、親離れし始めた息子に対して過剰な干渉を続けることが原因とも言われています。ある程度の年齢になっても干渉を続けることで、干渉されるのが当たり前になり、母親の意見無しでは決められない大人をつくってしまいます。

加減は難しいですが、過保護になりすぎてはいけないということですね。

ファーザーコンプレックス

ファザーコンプレックスとは、略して「ファザコン」と言われるコンプレックスの一種です。

マザコンの対義語として成立したファザコンも多くの人が認識している言葉ですが、ファザコンは娘が父親に対して執拗な執着や愛着、依存をしてしまうことを言い、子供のことを指すだけではなく、成人した女性のことも含みます。

ファザコンになる女性の特徴として、父親からの愛情不足が原因と考えられています。

たとえば、父親がいつも忙しくて娘に構ってあげられなかった場合、息子にとっては家族を守ってくれる立派な父親に映っていても、娘にとっては寂しくて愛情に飢えてしまい、父親への愛情という執着が芽生えます。

父親に構ってもらえなかったコンプレックスを抱えたまま大人になった女性が、男性に対して父親の役割を求めることも少なくありません。そうした場合、年の離れた男性を好む傾向が表れます。年の離れた男性を好むゆえ、不倫を繰り返してしまう女性には、ファザコンの女性が少なくないとも言われています。

また別の理由として、厳格な父親に育てられた場合、父親からの愛情を感じることができなかった娘が成長し、父親の愛情を求めファザコンになるという見方もあるようです。

いずれにしても、ファザコンはマザコンに比べ、世間の風当たりが強くないのが現状のようです。

メサイアコンプレックス

メサイアコンプレックスとは、キリストコンプレックス、メシアコンプレックス、救世主妄想とも呼ばれるコンプレックスで、「個人が救済者になることを運命づけられている」という信念を抱く心の状態を示す言葉で、メサコンとも呼ばれます。

メサコンの特徴としてあげられるのは「親切の押し売り」です。

「あなたのためにこれだけしてあげる」
「君のためだから…」

相手が望んでいないことでも、自分がしてあげなけばならない、自分が救世主となり救ってあげなければならないという思い込みがあります。

望んでもいない親切を押し売られた人は迷惑に感じるため、そのことに気づかずおせっかいを続けるとトラブルを生む原因をつくります。本人は善意のつもりで悪気はなく、迷惑がられていても気づかないのが特徴です。

また、メサコンは「自分が救われたいが為に人を救おう」としたり、「人のために何かをしよう」とするコンプレックスとも言われており、見返りを求めた利己愛(自分を愛すること)からくるコンプレックスとも言えます。

そして、宗教家などに見られる心理状態を指すとも言われ、他者を助けることで優越感に浸っているとの意見もあります。

シンデレラコンプレックス

シンデレラコンプレックスとは、女性が男性に助けてもらいたい、守ってもらいたいと考える気持ちが強く、自立できない状態を言います。

男性に高い理想を追い求め、女性の潜在意識にある「依存的願望」を指摘したシンドロームの名称とされています。

たとえば、自立することを考えずに、白馬に乗った王子様が現れ、いつか自分を救ってくれると待ち続けているような状態のことです。

シンデレラコンプレックスの由来は、グリム童話『シンデレラ』のように、女は今日もなお、外からくる何かが自分の人生を変えてくれるのを待ち続けているところから名付けられたとされています。

シンデレラコンプレックスとは、女性が男性に「過度な依存」をしている状態のことです。

白雪姫コンプレックス

白雪姫コンプレックスとは、母親が子供を虐待し、苦しむことを言います。

被虐待児症候群や、それに連なる一連の症候のことを言います。そして、母親自身が子供の頃に虐待された経験があり、同じことを自分の子供にしてしまう特徴があります。

白雪姫コンプレックスとは、その名の通りグリム童話『白雪姫』から名付けられた言葉です。

虐待を繰り返し受けてきた白雪姫が、自分の子供にも同じような虐待をしてしまい「いけないことと知りながら止められない」虐待の連鎖に苦しむさまが、白雪姫コンプレックスの特徴です。

オナリコンプレックス

オナリコンプレックスとは、異性のきょうだいに抑圧された性愛感情を抱くことを言い、オナリは沖縄の方言で「姉妹」を意味します。オナリコンプレックスと言えば意味がわかりにくいですが、いわゆるきょうだいの近親相姦のことです。

ロリータコンプレックス

ロリータコンプレックスは、多くの方に認識されており「ロリコン」と呼ばれるコンプレックスのことです。

その特徴は、幼女少女への性的興味や恋愛感情を抱くことが特徴です。

ロリータコンプレックスの由来は、ロシア人作家のウラジーミルナポコフの小説「ロリータ」にちなんで名付けられたとされています。

ロリコンは、一体何歳以下が対象になるのか?

その定義は曖昧かもしれませんが、広義の意味では18歳未満を性の対象にしてしまう男のようです。18歳未満といっても、同世代はロリコン対象外になるので、ロリコンとされるのは中高年男性が対象になるでしょう。

ロリコンは、あくまで性の対象にした場合のみ該当するのであって、子供を見て可愛いと感じるのは当然でありロリコンではありません。

ロリコンを細かく分類すると、18歳〜14歳をロリコンと呼び、それ以外は別の呼び方になります。

18歳〜14歳 ロリコン
13歳〜10歳 アリスコンプレックス
10歳〜5歳 ハイジコンプレックス
5歳〜0歳 ペドフィリア

エディプスコンプレックス

エディプスコンプレックスとは、父親を殺し母親と結婚したギリシア神話のエディプス (オイディプス) 王にちなんで名づけられたそうです。

エディプスコンプレックスの特徴は、男の子が母親に対して愛情を感じ、父親をライバル視し、母親に性愛感情を抱くことで、父親に嫉妬する無意識の葛藤感情をエディプスコンプレックスと言います。

性愛感情という意味では、親子間の近親相姦も含むように思われます。

また、エディプスコンプレックスが男の子が、母親に抱くコンプレックスに対し、女の子が父親に対し抱くコンプレックスをエレクトラコンプレックスと言います。

ダイアナコンプレックス(ディアナコンプレックス)

ダイアナコンプレックスとは、男性でありたいという女性の抑圧された男根羨望を指す心理学用語です。

ダイアナコンプレックスの特徴は、女性でありながら男らしくなりたい心理や、男性に負けたくないという心理があり、結婚したがらないことも多いようです。

カインコンプレックス

カインコンプレックスとは聞きなれない言葉ですが、スイスの精神科医心理学者のユングが提唱した精神分析の概念であるとされています。

ユングによれば、兄弟の関係において差別的に親の愛情を受けた場合、それによって苦しんだ原体験は、兄弟以外の関係にも投影されていくという。このコンプレックスを負う者は、親の愛を巡る葛藤の相手となった兄弟と同じ世代の周囲の人間に対して憎悪を抱くこともあるという。これをユングは旧約聖書、『創世記』偽典『ヨベル書』の神話を基に「カインコンプレックス」と呼んだ。
一般的には、兄弟間の心の葛藤、兄弟・姉妹間で抱く競争心や嫉妬心のことを言うとされる。
旧約聖書の『創世記』偽典『ヨベル書』の神話によると、農夫の兄カインは、羊飼いのアベルと共に神にささげものをしたという。
引用元:カインコンプレックスWikipedia引用元ページ名など

カインコンプレックスとは、兄弟間での葛藤や相克のことになります。

コンプレックスの強い人の特徴・マイナス要素とプラスの要素とは?

コンプレックスの強い人の特徴・マイナス要素とプラスの要素とは?

ここまで、コンプレックスの種類についてお話をさせて頂きました。

耳慣れないコンプレックスもあり、イマイチピンとこない部分もあったと思います。

ここからは、多くの人が感じているであろう劣等感について、「コンプレックスの強い人の特徴とコンプレックスをプラスに変える要素とは?」ということをお話しさせて頂きます。

コンプレックスの強い人の特徴

自信をなくす

過度なコンプレックスは、人の自信を喪失させます。ネガティブになり、前向きな考えができなくなります。

何をやっても「どうせ私はダメだから…」と無気力になり、スタートラインに立つことすらできなくなってしまいます。

コンプレックスが強すぎると、人とのコミュニケーションを取ることも怖くなり、人を避け、社会的に自立することが困難になることもあります。

自信をなくすほどコンプレックスを持たないように、楽観的に生きることも時には必要であり、人と自分を比べて卑下するのはやめましょう。

人それぞれに個性があり、それぞれの課題があります。

過度に人と自分を比べる必要はありません。まずは、自分を受け入れましょう。

人の足を引っ張る

コンプレックスが強くなると、自分より優れている人の足を故意に引っ張ることがあります。

これもコンプレックスや劣等感の強い人の特徴ですが、仕事にたとえるなら、自分の劣等感を消すために、自分より優秀な同僚を引きずり降ろそうとする魔が生まれます。

同僚の秘密を言いふらして意地悪をしたり、陰口を叩いて評判を落とそうとするなど、コンプレックスが強いゆえに嫉妬も強くなり、人としてよろしくない行為に及ぶこともあります。

そのようなことをすれば、自分の価値を下げてしまい、さらに劣等感が強くなる悪循環が生まれます。

劣等感から人の足を引っ張るのは、自分の心を傷つけることになるのでやめましょう。

批判が多い

コンプレックスが強い人の特徴として、何かにつけてネガティブな批判をする人がいます。

ネガティブな批判をする人の根底には「少しでも自分が優位に立とう」という心理があります。しかし、誰かを批判して共感を得たとしても、それは周りがめんどくさいから合わせているだけであって、優位に立っているのではありません。

劣等感で人を批判する人を見て、好感を持つ人は少ないです。もしも好感を持つ人がいたなら、その人も劣等感の塊です。

劣等感から人を批判する人を見ていい印象はありませんし、そのような人は他者から信頼を失うことになります。

たとえ批判したいことであっても、そこは大人の対応で「冷静に回答できる人」が信頼を得ます。

批判をすることが多い人は、信頼を失っている可能性があるので、批判はやめ信頼回復に努めましょう。

コンプレックスのプラス要素とは?

ここまで、過度なコンプレックスは「マイナス」になるお話をしてきましたが、それとは逆にコンプレックスにも「プラス」の要素があることをお話したいと思います。

誰もが他者と自分を比べ、自分の劣ることろ目の当たりにするでしょう。

そして、それをコンプレックスに感じてしまうのは自然なことです。

コンプレックスは、人の心理として自然の心理であり、多くの人がコンプレックスを抱えいるのは言うまでもありません。

コンプレックスは、自分が劣っているという悲しい感情ですが、コンプレックスがあるから人は頑張れるのも事実です。

もしも、何のコンプレックスもなければ、努力する必要もありませんし、成長のないまま時間だけが過ぎていきます。

他者と自分を比べ「自分もあーなりたい」という思いが芽生えるからこそ、人は努力・成長します。

そういった意味では、コンプレックスを全く感じないのも問題で、過度でなければコンプレックスを感じる必要性があります。

ですので、コンプレックスの全てが悪いと捉えるのではなく、過度にならなければ生きるための原動力となる必要な感情と捉えましょう。

コンプレックスをプラスにするのもマイナスにするのも「心がけひとつ」です。コンプレックスとうまく付き合い、自身を向上させれば、コンプレックスはプラスにしかなりません。

程よくコンプレックスを持ち、人生のスパイスにしていきましょう。

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