先祖供養まとめ・スピリチュアルの視点

この記事では、「先祖供養」についてスピリチュアルの視点からお話させて頂きます。

・先祖供養をしないと不幸なる?
・本当の先祖供養とは?
・先祖供養・49日の間はお供え物に注意
・先祖供養・仏壇の設置場所と取り扱い
・仏壇なし位牌のみで供養する方法とは?

先祖供養をしないと不幸になる?

「先祖供養を怠り、供養をしないと不幸になる!」ということを聞いたことがあるかもしれません。

私は子供の頃、母に「うちはお父さんが墓参りをしないから不幸になる」と聞かされ育ちました。

ある時母が、夫婦仲がうまくいかないことを霊能者の方に相談しに行ったことがあります。

その時、霊能者の方に「あなたのご主人はお墓参りをしていないのでは?」と言われたそうです。

母は「主人は墓参りをしていません」と答えたそうです。

それを聞いた霊能者の方は「墓参りをしていないから夫婦仲が良くならない、バチが当たっている、先祖が怒っているからだ!」と言いました…

それを信じきった母は「墓参りをしなければ不幸になる」と私に教えたのです。

そうやって育てられた私は「墓参り=幸せ」が関係していると、信じて育ったものの、今となってはその事に疑問を抱くようになりました。

霊の存在を信じている方の中には、先祖供養をしていないから運が悪く、災いが降りかかると思っておられる方もおられます。

また、霊能者の方に相談したら「先祖供養をしていないから先祖が怒っている!」「先祖供養をしていないからバチが当たっている!」と言われたと良く聞きます。

「先祖供養しない=不幸」と説く霊能者は少なくありません。

それを聞いて、せっせと先祖供養を行う人もおられます。

これはいけない!と先祖供養をせっせと行なった結果、どうなったのかを問いたいです。

「霊能者に言われた通り先祖供養をして、その後良くなりましたか?」と…

先祖供養をすることは素晴らしいことです。やらないよりもやったほうが良いに決まっています。

私がこれまでご相談を受けた人の中にも「先祖供養をしたのに一向に幸せになれない、災いが続くのはなぜ?供養できていないから?」と問われることもありました。

なぜ良くならないのか?

それは、ほとんどの不幸が先祖供養云々が原因ではないからです。

スピリチュアルの視点から結論を申し上げると、ほとんどの場合、先祖供養と不幸は関係ありません。

ご先祖様に感謝する気持ちを持たない人は、日々の生活でも感謝が足りない傾向があり、感謝の足りない低い波長が不幸を引き寄せます。それは、ご先祖様が怒っているからではなく、ご自身がつくり上げているものです。

ご先祖様を敬う心が高い波長となり、運気を上げ、災いを遠ざけることになります。先祖供養をしないで不幸になるとすれば、こうした日々の波長の問題です。

稀に、ご先祖様が関係していることもありますが、ほとんど場合、不幸な出来事を招くのは、ご先祖様が原因ではなく、上述したように「自分の波長➕カルマ(因果応報)」によるものです。

ですので、先祖供養をすれば幸せになれるというのは短絡的な考えであり、そんなに世の中甘くありません。

不幸に思える出来事のほとんどは、「今ままでどんな思いで生きてきたか、何をしてきたか」単純にこれだけです。

それをご先祖様のせいにしては、なんの解決にもならないのです。

本当の意味での先祖供養とは?

多くの不幸は、ご先祖様が祟っているからではないと申し上げました。

それはなぜかと言うと、人が亡くなれば時間と共に魂の浄化が進んでいきます。浄化のスピードは様々ですが、どんな魂も浄化していきます。

浄化の進んだ魂は、子孫を恨んだり、迷惑をかけるのではなく、子孫の幸せばかりを願うようになります。

稀なケースで強い未練を残して浄化ができず、子孫に悪影響を及ぼすこともありますが、祟りのようなことは少ないのです。

先祖供養のために、お金を使った供養をすれば大丈夫と思われがちですが、良い供養とはお金をかけて供養をすることではありません。

私達が、立派にたくましくこの世を生きている姿を見せることが、本当の意味での供養になり、ご先祖様も安心して浄化を目指すことができます。

「子孫の事は大丈夫ですから、安心して浄化向上を目指してください」とお伝えすることが、ご先祖様にとって嬉しい供養です。

そこで、やってはいけないことがあります。

上述したように、プラスの想いを伝えることは良いことですが、ネガティヴな事を伝えるのはいけません。

苦しい最中にある人は、仏壇やお墓に手を合わせ「辛いです…苦しいです…助けてください…願いを叶えてください…」とお願いをされます。

これは、やってはいけないことです。

ご先祖様は、泣き言を言われても何もできないどころか、安心して浄化向上することもできません。これは完全に、足を引っ張るだけの行為になります。

ご先祖様に向けたネガティヴな想いがカルマとなり、自分に返ってくるだけで、誰も得をしない行為になります。

ご先祖様にプラスの想いは伝えても、ネガティヴな想いは伝えないようにしましょう。それが本当の供養になります。

49日の間はお供え物に注意

お供えの時にはやはり、故人が好きだった物をお供えする人が多いのではないでしょうか。

しかし、それはスピリチュアルでは間違いと言われているというか…よろしくない場合があるとされています。

え!どうして好きな物をお供えしてはいけないの?と意外に思いますよね。

普通に考えれば、好きだった酒やタバコ、お菓子などを供えられたら、亡くなった人は嬉しい気がします。しかし、「喜んでるならそれでいいじゃん」と単純には言えない理由があります。

なぜ、故人が好きだった物をお供えすることがよろしくないのか。その理由についてお話しさせて頂きます。

生きている人が冗談っぽく「私が死んだら好物のおまんじゅうを供えてね!」などと言いますよね。

私も、死んでお墓に入ったら「大好きなタバコを供えてよ」と言ったことがあった気がします。(今は吸っていませんが…)

生きている人の感覚からすれば、「亡くなって好きな物を供えられたら、大切に思われている気がして、嬉しいだろうなぁ〜」という感謝の気持ちを抱くことでしょう。

しかし、その感謝の気持ちが、故人からすると「この世への未練を呼び起こすきっかけ」になるかもしれません。

 

普通に考えれば、好きだった物を供えたら喜んでくれると思うのが心情ですが、亡くなった人が未練を感じないように「習慣性の高い物は控えたほうが良い」のです。

具体的には、生前毎日口にしてしたような物がそれに当たります。

たとえば、毎日飲んでいたお酒、毎日吸っていたタバコ、毎日食べていたお菓子など、習慣性の高い物はこの世への未練を呼び起こすきっかけになることがあります。

しかし、これはある期間の場合にタブーになる話です。

ある期間を過ぎれば、それほど気にすることはないと思います。

その期間っていつなの?

お供え物が未練に強く関係してしまうのは、あの世に行くまでの間です。

要は、亡くなってからしばらくの間は、少し気をつけてあげたほうが良いのです。

亡くなった直後の魂は、しばらくこの世にとどまります。

目に見えなくても、自分の葬式に出たり、生前お世話になった人へ挨拶回りをしたり、大切な人とのお別れの準備をしています。

その期間が大体49日と言われており、「49日の間はまだこの世にとどまっている」とされています。

49日ほどになり、気持ちの整理がつけば、ようやくあの世(幽界)へ移行していきます。

あの世へ行けるか行けないかの最中に未練を残せば、あの世に旅立つことができずに、未浄化霊としてこの世を彷徨うことになります。

そのため、遺された人がすべきことは、亡くなった人が無事にあの世に移行できるように、旅立ちを願ってあげることなのです。

そこでできる協力と言えば、少しでも未練を断ち切ってあげることです。

お酒やタバコ、大好きなお菓子など、習慣性の高い物を供えしていると、物への執着を断つことができずに、未練が残ると考えられるのです。

もしも、お供えをする場合は「これが最後だから存分に味わってね」と、未練を残さないためのお供えであることを伝えてあげると良いと思います。

そして「あなたは亡くなり、肉体がないのだから、飲むで食べる必要はないのですよ」と未練を残す必要がないことを伝えてあげると、亡くなったことを受け入れ、旅立ちを受け入れる手助けをするこができます。

遺された人は、亡くなった人があの世に行きやすいように協力することが、亡くなった人にできることだと思います。

好物を供えるにしても、亡くなった人が成仏できるように、伝えるべきことはしっかりと伝えて、お供えをするようにしまょう。

仏壇について

仏壇の設置場所と取り扱い

仏壇を拝むご家庭は、子供が物心つく前から自然と親の拝む姿を見ることで、ご先祖様を敬う気持ちが自然と芽生えます。「拝む」というのは、ご先祖様を想っての行動ですが、生きている私達にとっても良い影響を与えてくれる素晴らしい習慣ですね。

次は、引っ越しや部屋の模様替えの時に、気をつけなければならない「仏壇の取り扱い」についてご説明させていただきます。

仏壇の設置場所

仏壇は、仏間があれば仏間に設置することが望ましいですが、仏間でなければならないといった考え方は、今では古いかもしれません。

昔ながらの広い家なら仏間が用意されているかもしれませんが、今では洋室に合う仏壇がある時代ですし、仏間となる和室のない家も多いのではないでしょうか。

私はこれまでに、たくさんのお宅にお邪魔しましたが、フローリングの部屋に仏壇を設置されていることもありました。それでも特に問題を感じることはありませんでした。

仏間がないからと言って仏壇を置けないわけでもありませんが、できれば家族が集まるリビングが望ましいとされています。

問題なのはそれよりも、物が溢れかえった倉庫のような部屋に置かれた仏壇、仏壇の上に物が置いてある、掃除のされていない仏壇、呪符が貼られた仏壇などを見た時のほうが問題を感じました。

ご先祖様を敬う気持ちがあれば自然と大切にするものですが、こうした場合はその気持ちを持たれていないように感じます。

仏壇の向き

仏壇の向きについてですが、仏壇のエネルギーの関係上、一番望ましいとされているのが、北を背にして南向きに設置するのが一番良いとされています。

それが無理であれば、西を背にして東向きに設置するのが良いとされています。

向きに関しては以上なのですが、仏壇と神棚を同じ部屋に設置しても良いのだろうか?と疑問を抱いていらっしゃる方もおられるのではないでしょうか。

仏壇と神棚を同じ部屋に設置

「仏壇と神棚を同じ部屋に設置してはいけない」とお考えの方もおられると思いますが、同じ部屋に設置すること自体問題はありません。

しかし、同じ部屋に設置する場合には注意事項があります。その注意事項さえ気をつけておけば、問題ないと思います。

注意しなければならないのは、仏壇と神棚を上下に設置してはならないことです。

よくあるのは、仏壇の上に神棚を設置するというパターンです。これはよくありません。

仏壇と神棚を上下に設置することで、どちらを拝んでいるのかわからなくなるため、上下に設置することは避けなければなりません。

仏壇と神棚を区別して拝むには、少し間隔を開けて横に並べると良いとされています。

しかし、横に並べるスペースがなく、どうしても上下になるという場合は、上下にしても縦一列にならないように横にズラすと良いとされています。

もしも、上下一列にされている場合は、少し配置替えを考えられると良いかもしれません。

引っ越し時の仏壇

引っ越しの時、仏壇の取り扱いに注意しなければならないのは「位牌(いはい)」だと言われております。

仏壇や仏具を粗末に扱うのはよくありませんが、仏壇仏具を自分で運ぶのは大変ですし、これについては引っ越し業者さんに任せても良いです。

しかし、位牌は故人そのものと言われていたり、故人と繋がるためのに必要なものだと言われています。その大切な位牌は、特に丁重に扱う必要があります。

位牌は引っ越し業者さんに任せずに、心を込めて自分で持ち運び、自分の手で仏壇に設置するようにしましょう。

位牌さえきちんとしていれば、ご先祖様を大切にしていることが伝わると思います。

仏壇は立派なほうが良い?

仏壇に限らず神棚もそうですが、大きくて立派だから良いというわけではありません。

極端な話、仏壇であれば遺影と位牌だけ、神棚であればお札だけでもお祀りすることができれば問題ありません。

大切なのは感謝の心があるかどうかです。手を合わせちゃんと気持ちを向ければ、仏壇の大きさに関わらず気持ちを届けることができます。

どんなに立派な仏壇であれ、埃まみれにしたり、物で埋もれてしまっては意味がありません。

常に綺麗にして、感謝の気持ちを伝えていれば、温かく見守って頂くことができると思います。ご先祖様を粗末にせず、大切に想いましょう。

仏壇なし位牌のみで供養できる?

仏壇なし、位牌のみでも供養はできるのか?

結論から述べると「できます」。

亡くなった人をあの世へ見送るために、死とは終わりではなく旅立ちだということを知っておかなければなりません。

私達は、亡くなった人の足を引っ張らないようにして、あの世へ旅立たせてあげなければならないのです。

供養とは、亡くなった人がこの世への未練を断ち切り、あの世へ旅立てるように促してあげることを言います。

そのためには、亡くなった人に対し「私達は大丈夫ですから、安心してください」という想いを届け安心させてあげることが大切です。

亡くなった人のことを想うなら、どんなに辛い別れであっても「お願いだから逝かないで」とすがってはいけません。

そのようにすがられたら、心配であの世に還ることができません。そのうち、あの世への道が閉ざされ、この世を彷徨ってしまうのです。

亡くなった悲しみを消すことはできませんが、どんなに悲しくても亡くなった人の幸せを願うのなら引きとめることはしてはならないのです。

そして亡くなった人は、私達遺された人達の良い生き方を見て、自身を浄化し続けます。活き活きと生活している姿を見せることが、私達にできる供養になります。

仏壇なし位牌のみで供養する方法

人は、お金をかけて立派な仏壇を設けることが供養になると考えがちですが、仏壇の大きさが供養になるわけではありません。

仏壇や葬儀にどれだけお金をかけたかが供養になるのではなく、供養には「心」が重要なのです。

仏壇やお墓もそうですが、立派な物を用意することが大切なのではなく、気持ちを入れるために形として残すことに意味があります。

仏壇を見てご先祖様を思い出す。お墓参りをしてご先祖様を思い出す。形として残すことで、忘れずに気持ちを向けるための物だと私は思います。

お金がなくて仏壇を用意できない場合でも心配はいりません。亡くなった人のことを想う気持ちが本物なら、仏壇などなんでもいいのです。

極端な話、ダンボール箱に白い布を敷き、紙を位牌に見立て、ロウソクとお線香を用意すれば仏壇が出来上がります。

供養に必要なのは、どれだけ立派な仏壇を用意したかではなく、どれだけ気持ちを込めることができたかが重要なのです。

立派な仏壇でなけれは気持ちが入らないのなら、立派な仏壇のほうが良いでしょう。しかし、仏壇などなくても気持ちが本物なら仏壇に拘ることはありません。

話はそれますが、「生きているうちにお墓を建てると早死にする」という話もありますが、これは迷信でお墓を建てたからと言って寿命が縮まるわけでもありません。

ただし、空のお墓に住み着いてしまう見ず知らずの霊もいるそうなので、墓石を建てずに土地だけの購入にとどめておいたほうがいいかもしれません。

供養のために亡き人の部屋をどうすべきか?

遺された人達が、亡き人を少しでも感じていたい。もしくは、片付けてしまうと可哀想だからと言って、亡くなった人の部屋をそのままにしておく人もいます。

その気持ちはとてもわかるのですが、実はそれが成仏の妨げになることがあります。

亡き人の部屋を生前のままにしておくと、それを見た亡き人は、この世への未練となってしまうのです。自分の居場所がこの世に用意されていると、去りたくても後ろ髪を引かれる気持ちになり、成仏の妨げになるのです。

亡くなった人のことを想うのなら、形見として残しておく物を除いては、速やかに片付ける方が良いのです。

部屋を片付けても、故人への想い出が消えるわけではありません。想い出は胸にしまい、部屋を片付け還るべき場所に還れるよう、祈ってあげることが供養になります。

真の供養とは、亡くなった人が安心してあの世に還れるように、私達がしっかりすることだと思います。心配をかけないように地に足をつけて生きていきましょう。

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